メモ：DAYZ EPOCHサーバー構築について

ARMA2のMODであるDAYZのサーバーを構築したメモです。
DAYZ自体の初期サーバーであれば、Youtubeで検索すると日本語の紹介があるのでそちらを検索してください。


今回は、DAYZ　EPOCHサーバーを構築した時を思い出し、どのような手順で構築したのかをメモします。
　※steamからARMA2,ARMA2OAをインストールしたドライブはGドライブ
　※DAYZ EPOCHサーバーは、外部へ公開する場合、ユーザー名やパスワードは適宜変更
　※マップは『Chernarus』
　※MOD導入は、DayZ CommanderやSix、DayZLauncherといったものは使用しない
　※firewallやport解放の設定は説明なし
　※大文字小文字は違う文字ということを覚えておく
　※サーバー構築なのでそれなりの知識と対応力があること

1)用意するソフトウェア

　steamより購入、ダウンロード
　　・ARMA2
　　・ARMA2OA(Arma 2 Operation Arrowhead)
　　・ARMA2OA beta (Arma 2 Operation Arrowhead Beta)　←追加

　サイトよりダウンロード
　　・Navicat　for MySQL
http://jp.navicat.com/download
　※30日お試し版
　※Navicat　Liteはないと思われる

　　・xampp
xampp-win32-1.8.3-5-VC11-installer.exe
https://www.apachefriends.org/jp/download.html
　※32bitでARMA2,ARMA2OAがインストールされてる32bit版を使用

　　・Visual Studio 2013 Visual C++ 再頒布可能パッケージ(X86)
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=40784

　　・Torrentファイルをダウンロードするソフト
　　　BitCometなど

　　・DAYZ EPOCH　SERVERファイル(DayZ_Epoch_Server_1.0.5.1_Release.7z)
http://epochmod.com/a2dayzepoch.php
　MD5:3c1c801a32fe2017168ded424bd7aa4f
　Server: Arma2 DayZ: Epoch 1.0.5.1 Server Files
　UPDATED 6/25/2014

　　・DAYZ　CLIENTファイル(Arma2 DayZ: Epoch 1.0.5.1 Client Files)
　　　Torrentでダウンロード
　　　　MD5:192dd4ef73fb6a891a1ca6f8599c94ca
　　　　Client：Arma2 DayZ: Epoch 1.0.5.1 Client Files
　　　　UPDATED 6/25/2014

　　・7z圧縮ファイルを解凍するソフト
WinRARとか

　　・テキストエディタ
TerapadやNotepad++とか

　　・MD5hashを確認するなら確認するためのソフトウェア2)サーバー構築
　###参考した動画URL###################################
　# https://www.youtube.com/watch?v=pJP58bUJ7j0 #
　###################################################
　
　ARMA2、ARMA2OA beta、ARMA2OAを順番に起動し終了
　　※初期ファイルを作成するため

　EpochServerフォルダを新規作成
　　※任意名を入力でいい
　　※場所はOSシステムフォルダ以外ならどこでもいい
　　※サーバーが起動しない、壊れた場合の保険のため

　作成したフォルダへ
　Arma 2フォルダフォルダと
　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダをフォルダごとコピー
　　・steamフォルダ構成
　　G:
　　|-Program Files (x86)
　　　|-Steam
　　　　|-SteamApps
　　　　　|-common
　　　　　　|-Arma 2　　　　　　　　　　　　　　　　　←このフォルダ
　　　　　　|-Arma 2 Operation Arrowhead　　←このフォルダ
　　
　　・EpochServerフォルダ構成
　　G:
　　|-EpochServer　←ここへコピー
　　　
　　・コピー結果
　　G:
　　|-EpochServer
　　　|-Arma 2
　　　|-Arma 2 Operation Arrowhead
　
　EpochServerフォルダのArma 2 Operation Arrowheadフォルダへ
　DayZ_Epoch_Server_1.0.5.1_Release.7zファイルを移動
　　・フォルダ構成
　　G:
　　|-EpochServer
　　　|-Arma 2
　　　|-Arma 2 Operation Arrowhead
　　　　|-DayZ_Epoch_Server_1.0.5.1_Release.7z
　　　　...
　　
　DayZ_Epoch_Server_1.0.5.1_Release.7zファイルを解凍
　　・ファイル内容(拡張子がないのはフォルダ)
　　　@DayZ_Epoch_Server
　　　Battleye
　　　Config-Examples
　　　Keys
　　　MPMissions
　　　SQL
　　　Tools
　　　DatabaseMySql.dll
　　　DatabasePostgre.dll
　　　Readme.txt
　　　tbb.dll
　　　tbbmalloc.dll

　解凍したフォルダおよびファイルがEpochServerフォルダの
　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダへ解凍されたことを確認
　　※上書き確認がある場合、すべて『はい』を選択
　　・フォルダ構成
　　G:
　　|-EpochServer
　　　|-Arma 2
　　　|-Arma 2 Operation Arrowhead
　　　　　|-DayZ_Epoch_Server_1.0.5.1_Release.7z
　　　　　|-@DayZ_Epoch_Server
　　　　　|-Battleye
　　　　　|-Config-Examples
　　　　　|-Keys
　　　　　|-MPMissions
　　　　　|-SQL
　　　　　|-Tools
　　　　　|-DatabaseMySql.dll
　　　　　|-DatabasePostgre.dll
　　　　　|-Readme.txt
　　　　　|-tbb.dll
　　　　　|-tbbmalloc.dll
　　　　　...
　　　　
　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダにある
　Config-Examplesフォルダの中にある
　　(1)　instance_11_Chernarusフォルダ
　　(2)　DayZ_Epoch_instance_11_Chernarus.bat
　上記2つをArma 2 Operation Arrowheadフォルダへコピー
　　・フォルダ構成
　　G:
　　　|-EpochServer
　　　|-Arma 2
　　　|-Arma 2 Operation Arrowhead
　　　　　|-DayZ_Epoch_Server_1.0.5.1_Release.7z
　　　　　|-@DayZ_Epoch_Server
　　　　　|-instance_11_Chernarus　　　　　　　　　　　　　←コピーしたフォルダ
　　　　　|-DayZ_Epoch_instance_11_Chernarus.bat　←コピーしたファイル
　　　　　|-Config-Examples
　　　　　...
　　　
　xampp-win32-1.8.3-5-VC11-installer.exeを実行
　　※インストールしたフォルダを覚えておく

　xamppのインストールフォルダを探しxamppフォルダを
　EpochServerフォルダのArma 2 Operation Arrowheadフォルダへ
　xamppフォルダを移動
　　・フォルダ構成
　　G:
　　|-EpochServer
　　　|-Arma 2
　　　|-Arma 2 Operation Arrowhead
　　　　　|-xampp
　　　　　...

　xamppフォルダを開き、setup_xampp.batを実行し、
　DOS窓が出るのでEnterキーを押下しセットアップを完了する
　
　xamppフォルダにあるxampp-control.exeを実行

　開いた窓のApacheのActionsにあるstartボタンを押下
　　※Adminボタンがアクティブになることを確認
　　※PID(s)、Port(s)の番号が割り振られることを確認
　　　　Port：80,443
　
　MySQLのActionsにあるstartボタンを押下
　　※Adminボタンがアクティブになることを確認
　　※PID(s)、Port(s)の番号が割り振られることを確認
　　　　Port：3306

　xamppを最小化する

　Navicat　for MySQLをインストールし起動

　NavicatのConnectionを選択し、プルダウンよりMySQLを選択
　
　Generalタブを選択し項目を入力
　　1)Connection　Name：Test_Epoch
　　※任意の名前でいい
　　2)Host Name/IP Address：localhost
　　3)Port：3306
　　4)User Name：root
　　5)Password：
　　6)Save Password：チェックあり
　OKボタンを押下
　
　これでTest_EpochというConnectionが出来上がり
　
　Connectionsの下にTest_Epochが出来るのでダブルクリックし内容を展開
　　・表示例
　　Test_Epoch
　　　|-cdcol
　　　|-infomation_schema
　　　...
　　　※7つほど展開される

　Test_Epochを選択、右クリックしプルダウンより
　New Database...を選択
　　1)Database Name：dayz_epoch
　　　　EpochServerフォルダのArma 2 Operation Arrowheadフォルダの
　　instance_11_Chernarusフォルダにある『HiveExt.ini』ファイル
　　に記載しているDB名を入力
　　※『HiveExt.ini』はテキストエディタで開く
　　　;Database name to connect to.
　　　Database = dayz_epoch　　　　　　　　　　　　　←ここの名前
　　
　Database Nameを入力したらOKボタンを押下
　　
　Test_Epoch配下にdayz_epochのDBが出来上がる
　　※この時点ではDBが出来ただけで中身(テーブル)は空
　　
　EpochServerフォルダの
　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダの中にある
　SQLフォルダを開く
　　
　epoch.sqlをドラッグしNavicatのdayz_epochへドロップする
　　
　startボタンを押下し、SQLを実行
　テーブルなどが作成される
　　
　[Msg]Finished　～～～　Successfully
　というメッセージが表示される
　　※エラーがあったら構築からやり直し
　　
　Closeボタンを押下し窓を閉じる
　　
　DBユーザを作成するためUserを選択
　　※Connectionの右にある人型アイコン
　
　Viewの下あたりにあるNew Userを選択

　Generalタブにある
　User Nameへ『HiveExt.ini』に記載されているユーザ―名を入力
　　Default：dayz
　　Host：localhost
　　Password：123456
　　Confirm　Password：Passwordと同じ123456
　　※サーバーを外部公開する場合、ユーザー名とパスワードは変更すること
　　　その際、HiveExt.iniを変更してからユーザーを作成する
　　
　Server Privilegesタブを選択し全てチェック
　Privilegesタブを選択しDBへのアクセス権がないので設定
　　Add Privilegeを選択し、全てのDBをチェック
　　次に右に側のstateを全てチェック
　OKボタンを押下
　　
　選択したDBが表示され、アクセス権が全てチェックされていることを確認
　Userは『dayz@localhost』が出来ていることを確認
　　　　
　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダにある
　instance_11_Chernarusフォルダを開き
　config.cfgファイルをテキストエディタで開く
　　hostName = "";
　　　””内に表示するホスト名を入力
　　　※表示するサーバー名
　　password = "";
　　　特定の人のみ利用するなら””内にパスワードを入力
　　　誰でも来いなら触らない
　　requiredBuild = 125548;
　　　ビルド番号：2014年10月時点です
　　motd[] = {"DayZ Epoch","Have fun!"};
　　　サーバーへ入ったのメッセージ表示
　　　
　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダにある
　DayZ_Epoch_instance_11_Chernarus.batを実行
　　たぶんEpoch_serverのaddonsにdayz_code.pboがない的なエラーが出た場合
　　　EpochServerフォルダの
　　　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダの
　　　@DayZ_Epoch_Serverフォルダの
　　　addonsフォルダへ

　　　Arma 2 Operation Arrowheadフォルダの
　　　addonsフォルダにある『全てのファイル』をコピーする
　
　　　そして、DayZ_Epoch_instance_11_Chernarus.batを実行
　
　エラーなく起動したらサーバー構築および起動が完了
　
　ArmA2OA.exeのショートカットを作成
　ショートカットのプロパティを開いて、下記に変更
　　"G:\Program Files (x86)\Steam\SteamApps\common\Arma 2 Operation Arrowhead\ArmA2OA.exe" -mod=@Dayz_epoch; -noFilePatching -skipIntro -nosplash -noPause -world=Chernarus
　　
　Multiplayerを選択し、remoteを選択する
　　IP Address：127.0.0.1
　　port：2302
　を入力しOKボタンを押下
　
　config.cfgで設定したホスト名が表示されるので、選択しJoinボタンを押下
　あとは、これまでDAYZをプレイした感じで処理が始まります
　　※時間がかかるので気長に待ちましょう。

　サーバー側の小さい窓でいろいろ処理されてるのがわかります

　例)表示ログ
　　hh:mm:ss XXXXXX uses modified data file
　　hh:mm:ss BattlEye Server: Player #0 XXXXXXX (127.0.0.1:2316) connected
　　hh:mm:ss Player hatenaX connecting.
　　hh:mm:ss Mission DayZ Epoch Chernarus read from directory.
　　hh:mm:ss Player hatenaX connected (id=XXXXXXXXXXXXXX).
　　hh:mm:ss Roles assigned.
　　hh:mm:ss Reading mission ...
　　hh:mm:ss Mission read.
　　hh:mm:ss Game started.
　　
　失敗した場合
　　hh:mm:ss Mission DayZ Epoch Chernarus read from directory.
　上記のようなログがずっと表示します
　
　また、このようなログが表示で切断も失敗です
　　hh:mm:ss Player XXXXXX disconnected.
　クライアント側は接続断によりフリーズしています
　　
　不要だったり抜けているとォルダやファイルがあると思うが気にしない
　動画を見てわかると思います
　うまく動かなく対応ができない場合、サーバー構築は諦めましょう

　このような感じでサーバー構築しゲームが出来ました

　AdminToolやちょっとした画面表示などの追加設定は後ほど

■追記■
　DayZ_Epoch_instance_11_Chernarus.batの3行目
　　profiles=instance_11_Chernarus" -name=instance_11_Chernarus "-mod=@DayZ_Epoch_Server;"
　でサーバー起動しました


改定：2014/10/9　文章および誤記があったため見直しし修正

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